認知症になる14個の危険因子(リスクファクター)

認知症になる14個の危険因子(リスクファクター)

この記事の著者 有名な医学雑誌ランセットが発表 様々な医学雑誌がありますが、その中でも最も有名で権威のある雑誌として、ランセット(The Lancet)が挙げられます。 なんと創刊は1823年で、200年以上前です。そんなに長く続いているというのは、いかにこの雑誌が信頼されているかが分かります。 創刊以来、質の高い研究論文や論説を掲載し、医学研究の発展に大きく貢献してきました。 多くの医師や研究者が読んでおり、社会的な影響力も大きいです。日常の診療や治療の方針にも影響しますし、医療政策や公衆衛生に関する議論もリードしています。...
脂質の役割と摂り方のポイント

脂質の役割と摂り方のポイント

この記事の著者 脂っこいものは太るというイメージがある一方で、ダイエットや健康に良いとされる油の広告を見かける機会も増えました。 脂質の健康効果を活かすには、脂質の種類と摂る量が鍵となります。 今回はダイエットや健康に役立つ脂質の知識を紹介します。 脂質とは 脂質はエネルギー源として使われるほか、細胞膜やホルモンの材料になる栄養素です。 他にも脂溶性ビタミン(ビタミンD・A・K・E)の吸収を助ける働きがあります。 体内で合成できず食事から摂取しなければならない脂質もあるため、体に必要な栄養素といえます。...
脳卒中について(脳神経外科医が解説)

脳卒中について(脳神経外科医が解説)

この記事の著者 脳卒中について、なんとなく怖い病気ということは知っていても、具体的にどのような病気で、どのような症状が出るのかを、詳しく知っている方は少ないかもしれません。 今回は、その脳卒中について解説していきます。 脳卒中は一つの病気ではありません 脳卒中とは、脳の血管の異常により、何らかの症状が出てしまう病気の総称です。医学的には、脳血管障害という名称が用いられます。 脳卒中は、血管が詰まる脳梗塞と、血管が破れる脳出血に大きく2つに分かれます。...
たんぱく質の役割と摂り方のポイント

たんぱく質の役割と摂り方のポイント

この記事の著者 たんぱく質とは 20種類のアミノ酸から出来ており、筋肉や骨などの体をつくる材料になります。 アミノ酸の中には体内で合成できない「必須アミノ酸」と呼ばれるものがあり、食事から摂る必要があります。 アミノ酸は種類によって、酵素やホルモン、免疫物質など働きがさまざまです。 筋肉を作るのに必要なイメージの強いたんぱく質ですが、多く摂れば摂るほど筋肉がつくわけではありません。 過剰なたんぱく質はエネルギー源として使われたり、体脂肪として蓄積されてしまいます。...
脳腸相関~脳と腸の相互作用~

脳腸相関~脳と腸の相互作用~

この記事の著者 みなさんは、脳腸相関という言葉を聞いたことはありますか?脳と腸がお互いに作用し合っているという意味です。 たとえば、すごく緊張したり、不安になった時、お腹が痛くなったり、お腹を壊してしまったことはありませんか。 職場やクラス替えで新しい環境になった時や、旅行先で便秘になってしまった経験がある方もいるでしょう。 逆にお腹の調子が悪いときは、なんとなく気分がすっきりしなかったり、憂鬱な気分になることも。 このような昔から経験されていたことが、今は科学的に証明されつつあるのです。...
炭水化物の役割と摂り方のポイント

炭水化物の役割と摂り方のポイント

この記事の著者 炭水化物と聞くと、「ダイエットの敵」と思いがちですが実はそうではありません。 健康な体を維持するためには大切な栄養素です。 炭水化物について正しく理解して、摂り方のコツを掴みましょう。 炭水化物とは エネルギー源となる「糖質」と「食物繊維」を併せて「炭水化物」と呼びます。 糖質は1g当たり4kcalのエネルギーを持っており、脳や赤血球などの栄養源として欠かせないものです。 特に脳は総基礎代謝量の約20%を消費するといわれています。...