血圧コントロールの基本!減塩の取り組み方について

血圧コントロールの基本!減塩の取り組み方について

この記事の著者 「高血圧に塩辛いものは良くない」というイメージが定着しているかと思いますが、一体どの程度の味付けに抑えれば良いのでしょうか? 料理に含まれる塩の量は目に見えないため、どのくらい摂ったのか分かりにくいところが難点です。 減塩の基礎知識に加え、「減塩するとおいしくない」と感じている方に向けて、負担なく減塩につながる方法も紹介します。 高血圧に減塩が重要な理由 体を流れる血液では、塩の主成分であるナトリウムの濃度を調整しています。 塩辛いものを食べた時に、喉が渇いて水を飲みたくなったことはありませんか?...
赤ちゃんの頭のかたちの特徴やゆがみについて

赤ちゃんの頭のかたちの特徴やゆがみについて

この記事の著者 赤ちゃんは、ぷにぷにしていて、やわらかくて、かわいいですよね。実は、赤ちゃんの頭も、やわらかい状態になっています。これは、脳が大きく成長できるためです。 生まれた時、赤ちゃんの頭の大きさ(頭囲)は約33cmです。生後1ヶ月で約3〜4cm、生後1年で10cm以上も大きくなるのです。 赤ちゃんの頭は、このようにやわらかいため、お母さんのおなかの中や、産道を通る際の圧迫により、形がゆがんでしまうことがあります。...
健康に悪影響!?コレステロールとトランス脂肪酸について

健康に悪影響!?コレステロールとトランス脂肪酸について

この記事の著者 健康のために控えた方が良いとされるコレステロールとトランス脂肪酸。 私たちが普段食べるものにはどれだけ含まれているのでしょうか。 また、摂る量はどの程度に抑えればよいのでしょうか。 今回はそのような疑問を解決していきます。 コレステロールとは 体内で合成できる栄養素で、細胞膜やホルモンをつくる材料になります。 血中コレステロールが高くなると、動脈硬化や心臓病の原因になるため積極的に摂らなくても良い栄養素です。...
認知症になる14個の危険因子(リスクファクター)

認知症になる14個の危険因子(リスクファクター)

この記事の著者 有名な医学雑誌ランセットが発表 様々な医学雑誌がありますが、その中でも最も有名で権威のある雑誌として、ランセット(The Lancet)が挙げられます。 なんと創刊は1823年で、200年以上前です。そんなに長く続いているというのは、いかにこの雑誌が信頼されているかが分かります。 創刊以来、質の高い研究論文や論説を掲載し、医学研究の発展に大きく貢献してきました。 多くの医師や研究者が読んでおり、社会的な影響力も大きいです。日常の診療や治療の方針にも影響しますし、医療政策や公衆衛生に関する議論もリードしています。...
脂質の役割と摂り方のポイント

脂質の役割と摂り方のポイント

この記事の著者 脂っこいものは太るというイメージがある一方で、ダイエットや健康に良いとされる油の広告を見かける機会も増えました。 脂質の健康効果を活かすには、脂質の種類と摂る量が鍵となります。 今回はダイエットや健康に役立つ脂質の知識を紹介します。 脂質とは 脂質はエネルギー源として使われるほか、細胞膜やホルモンの材料になる栄養素です。 他にも脂溶性ビタミン(ビタミンD・A・K・E)の吸収を助ける働きがあります。 体内で合成できず食事から摂取しなければならない脂質もあるため、体に必要な栄養素といえます。...
脳卒中について(脳神経外科医が解説)

脳卒中について(脳神経外科医が解説)

この記事の著者 脳卒中について、なんとなく怖い病気ということは知っていても、具体的にどのような病気で、どのような症状が出るのかを、詳しく知っている方は少ないかもしれません。 今回は、その脳卒中について解説していきます。 脳卒中は一つの病気ではありません 脳卒中とは、脳の血管の異常により、何らかの症状が出てしまう病気の総称です。医学的には、脳血管障害という名称が用いられます。 脳卒中は、血管が詰まる脳梗塞と、血管が破れる脳出血に大きく2つに分かれます。...