2025年4月3日 | ヘルスコラム
この記事の著者 たんぱく質とは 20種類のアミノ酸から出来ており、筋肉や骨などの体をつくる材料になります。 アミノ酸の中には体内で合成できない「必須アミノ酸」と呼ばれるものがあり、食事から摂る必要があります。 アミノ酸は種類によって、酵素やホルモン、免疫物質など働きがさまざまです。 筋肉を作るのに必要なイメージの強いたんぱく質ですが、多く摂れば摂るほど筋肉がつくわけではありません。 過剰なたんぱく質はエネルギー源として使われたり、体脂肪として蓄積されてしまいます。...
2025年3月31日 | ヘルスコラム
この記事の著者 みなさんは、脳腸相関という言葉を聞いたことはありますか?脳と腸がお互いに作用し合っているという意味です。 たとえば、すごく緊張したり、不安になった時、お腹が痛くなったり、お腹を壊してしまったことはありませんか。 職場やクラス替えで新しい環境になった時や、旅行先で便秘になってしまった経験がある方もいるでしょう。 逆にお腹の調子が悪いときは、なんとなく気分がすっきりしなかったり、憂鬱な気分になることも。 このような昔から経験されていたことが、今は科学的に証明されつつあるのです。...
2025年3月27日 | ヘルスコラム
この記事の著者 炭水化物と聞くと、「ダイエットの敵」と思いがちですが実はそうではありません。 健康な体を維持するためには大切な栄養素です。 炭水化物について正しく理解して、摂り方のコツを掴みましょう。 炭水化物とは エネルギー源となる「糖質」と「食物繊維」を併せて「炭水化物」と呼びます。 糖質は1g当たり4kcalのエネルギーを持っており、脳や赤血球などの栄養源として欠かせないものです。 特に脳は総基礎代謝量の約20%を消費するといわれています。...
2025年3月24日 | ヘルスコラム
この記事の著者 起立性調節障害という病気をご存知でしょうか? 小学生から大人まで、誰もがなる可能性のある病気です。中学生の1割が、この起立性調節障害に悩まされているという報告もあります。 見た目ではわかりにくいですし、朝起きられない、学校に行けないなど、ただサボっているのではないかなどと、周囲から誤解を受けがちです。 思春期のお子様がなりやすいので、親御さんからの理解が得られないと、なかなか精神的にもつらい状況になってしまいます。 今回はこの起立性調節障害という病気についてご説明していきます。 起立性調整障害の症状...
2025年3月21日 | ヘルスコラム
この記事の著者 サプリメントでも人気の食物繊維はダイエットに欠かせない栄養素です。 今回は食物繊維の役割や豊富に含まれる食材を紹介します。 食物繊維とは? 炭水化物の一部で、人の消化酵素では消化できない栄養素が食物繊維です。 「炭水化物」と聞くと、摂りすぎると太るイメージがあるかもしれませんが、エネルギー源となる「糖質」と「食物繊維」の両方を含んでいます。 食物繊維には水に溶けやすい「水溶性食物繊維」と水に溶けにくい「不溶性食物繊維」があります。...
2025年3月17日 | ヘルスコラム
この記事の著者 増え続けている認知症と軽度認知障害 少子高齢化といわれて久しいですが、高齢者の割合はますます上昇しています。人口の高齢化にともない、やはり認知症になる方も増えています。 認知症とともに増えているのが、軽度認知障害です。英語表記のMild Cognitive Impairmentの頭文字をとり、MCIと呼ばれることも多いです。MCIは「認知症予備軍」の段階といえます。 MCIに、いち早く気づき、対策することで、認知症に移行するのを止められることもあります。そこで、今回はMCIについて、解説していきます。...